EU、ルーマニア経由でのウクライナ産穀物輸出を検討 マクロン氏

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ウクライナのゼレンスキー大統領(左)とフランスのマクロン大統領/Alexey Furman/Getty Images

ウクライナのゼレンスキー大統領(左)とフランスのマクロン大統領/Alexey Furman/Getty Images

(CNN) ウクライナを訪問中のフランスのマクロン大統領は16日、欧州連合(EU)がウクライナ産穀物の輸出を隣国ルーマニアを経由して行う代替路を検討中だと明らかにした。

マクロン氏はフランスのテレビ局TF1とのインタビューで、オデーサはルーマニアから遠くなく、ドナウ川と鉄道システムを活用してルーマニアから輸出する考えを示した。

マクロン氏はドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相とともにポーランドからキーウ(キエフ)入りして、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。同じくウクライナを訪れたルーマニアのヨハニス大統領も加わったキーウでの記者会見では、現在の世界の食糧危機は「ロシアが仕掛けた戦争の直接的な結果」と語っていた。

マクロン氏はロシアに対して「国連が穀物輸出を取りまとめるのを受け入れる」ように要求。それにはロシアによるウクライナの港の封鎖解除と、穀物輸出を可能にするウクライナへの安全保障の確約が必要だと語った。

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