ザポリージャ原発、データの送信を再開 IAEA

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ウクライナのザポリージャ原発を警備するロシア軍の兵士=5月1日撮影/AP

ウクライナのザポリージャ原発を警備するロシア軍の兵士=5月1日撮影/AP

(CNN) 国際原子力機関(IAEA)は14日までに、ウクライナのザポリージャ州にある原子力発電所から再びデータを受け取ったと明らかにした。同原発は現在、ロシアが実効支配する地域にある。

IAEAによれば、安全に関する重要なデータの送信は5月30日に途絶えていたが、それが今月12日に復旧した。

IAEAによれば、当該の期間に監視カメラが記録した画像は、情報に失われた部分がないか確認するため、ダウンロードが行われている。

同原発は3月上旬からロシアの支配下にあるが、運用はウクライナ人の職員が行っている。

IAEAのグロッシ事務局長は12日、本人自身がザポリージャ原発を訪問したいという要望を引き続き表明していると明らかにした。遠隔地では行うことのできない、核物質の検証作業を可能な限り早期に実施するためとしている。

ザポリージャ原発については、IAEAとウクライナとの対立の源ともなっている。ウクライナ当局は、ロシアの原発の占領に正当性を与えているとして、IAEAを非難している。

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