ウクライナの子ども、侵攻開始から240人以上が死亡

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ロシアのミサイル攻撃中に死亡した生後3カ月の女児とその母親らの葬儀の様子/Vladimir Shtanko/Anadolu Agency/Getty Images

ロシアのミサイル攻撃中に死亡した生後3カ月の女児とその母親らの葬儀の様子/Vladimir Shtanko/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) ウクライナの検事総長事務所は同国の「子どもの日」に当たる1日、ロシアによる軍事侵攻が2月に始まってからこれまでに、子どもたち少なくとも243人が死亡し、446人が負傷したと発表した。

さらに国内の教育機関少なくとも1937カ所が損壊し、このうち181カ所は全壊したと述べた。

ただし、この中には戦闘が今も続く地域やロシア占領下の地域は含まれていないため、最終的な集計ではない。

国連児童基金(ユニセフ)も同日、ウクライナ国内で300万人、難民受け入れ先の国々で220万人あまりの子どもが人道支援を必要としているとの声明を出した。

また、これまでに子どもたちの3人に2人近くが家を追われたという。

ユニセフのラッセル事務局長は、「6月1日はウクライナとその周辺地域の子どもたちを守る国際デー」としたうえで、「何百万人もの子どもたちの暮らしをめちゃくちゃにした戦争」が始まってから、3日で100日目を迎えることを指摘。「緊急の停戦と交渉による平和」が達成されなければ、子どもたちの苦しみは続くと訴えた。

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