ウクライナ、捕虜と負傷兵との交換求める

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アゾフスターリ製鉄所から避難したウクライナの負傷兵/Alexander Ermochenko/Reuters

アゾフスターリ製鉄所から避難したウクライナの負傷兵/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) ウクライナのベレシュチュク副首相は17日、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から避難した負傷兵とロシア兵の捕虜との交換を求める考えを明らかにした。

ベレシュチュク氏は、避難した負傷兵のうち重傷の52人について、命を救うために容体が安定した後、ロシア兵の捕虜と交換すると述べた。

ベレシュチュク氏によれば、人道的作戦の次の段階について作業を進めているという。

アゾフスターリ製鉄所からは16日、数百人が退避した。同製鉄所はマリウポリの最後の拠点でロシア軍からの攻撃が続くなか、ウクライナの抵抗の象徴ともなっていた。

クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官は17日、製鉄所を離れた戦闘員は国際法にのっとった扱いを受けると述べた。

ペスコフ氏によれば、ロシアのプーチン大統領が国防相に対して、人道的な理由から製鉄所に対する攻撃を控えるよう指示し、武装解除後、民間人と兵士の両方が避難できたと語ったという。

ロシア連邦捜査委員会は17日、声明で、製鉄所から避難した「投降した過激派」を捜査すると明らかにした。ウクライナの政権によるドンバス地方の市民に対する犯罪の捜査の一環としている。

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