西側凍結のロシア外貨準備高、ウクライナ復興資金に EU高官

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(CNN) 欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は12日までに、ウクライナ戦争が終結した際、西側諸国が凍結しているロシアの外貨準備高をウクライナの復興資金に充てる方途を考慮すべきだとの考えを示した。

英紙フィナンシャル・タイムズとの会見で述べた。同代表はこの考えは論理的な正当性を十分に持っているとして全面的に賛同する意向を示した。

「我々は意のままに動かせる資金を得ている」と指摘。「アフガン向けの資金に有効だったことを考えるなら、ロシア向けの資金に適用出来ないのならその理由などの説明を誰かにしてもらいたい」とも主張した。

アフガニスタンで昨年、イスラム主義勢力タリバンが実権を掌握した後、米国がアフガン中央銀行が保持していた約70億米ドル相当の資金を凍結した事例を念頭に置いた発言となっている。

西側諸国はロシアによるウクライナ侵攻を受けロシアが保持していた約3150億ドルの外貨準備高を押さえる制裁措置を発動。

EU内ではこの凍結資金をウクライナの復興資金に充当させる方途について話し合ってもいた。ただ、具体的な政策は提言されていなかった。

ロシアの中央銀行は今年4月、米国やEUがロシア保有の金や外貨準備高の凍結解除を求めて法的措置を講じることを警告。ただ、この対抗措置を仕掛ける時期や法的な根拠については不明となっている。

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