フィンランド大統領と首相、NATO加盟を支持 「遅滞なく申請する必要がある」

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ロシアの侵攻を念頭に置いた合同軍事演習に参加するフィンランド軍の装甲車両/CNN

ロシアの侵攻を念頭に置いた合同軍事演習に参加するフィンランド軍の装甲車両/CNN

(CNN) フィンランドの大統領と首相は12日の共同声明で、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を支持すると表明した。ロシアと約1300キロにわたって国境を接するフィンランドが米国主導のNATOへの加盟に一歩近づいた。

フィンランドのニーニスト大統領とマリン首相は「この春、フィンランドのNATO加盟の可能性に関して重要な議論が行われた」と説明。「議会と社会全体がこの問題への立場を確立するには時間が必要だった。NATOやその加盟国、スウェーデンと緊密に接触するためにも時間が必要だった」とした。

さらに「意思決定の時は近い」と述べ、フィランドはNATOに加盟しなければならないとの認識を示した。

声明では「NATO加盟はフィンランドの安全保障を強化する。NATOの一員として、フィンランドは同盟全体を強化するだろう。フィンランドは遅滞なく加盟を申請する必要がある。この決定に必要な国の手続きが今後数日以内に迅速に取られることを望む」としている。

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