G7首脳がウクライナ大統領と協議 軍事・経済支援継続を表明

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オンライン形式のG7首脳会談に出席するフランスのマクロン大統領=8日/Thibault Camus/Pool/AFP/Getty Images

オンライン形式のG7首脳会談に出席するフランスのマクロン大統領=8日/Thibault Camus/Pool/AFP/Getty Images

(CNN) 主要7カ国(G7)の首脳はウクライナのゼレンスキー大統領とオンライン形式で協議し、「ウクライナが自由で民主的な未来を確保できるよう」軍事・経済支援を続け、「今後数週間で」財政支援を拡大することを確認した。

米ホワイトハウスがG7の声明を明らかにした。

声明には「ウクライナ軍に対する軍事・防衛支援を継続する。サイバー攻撃からネットワークを守るためにウクライナを引き続き支援し、情報セキュリティーなど協力関係を拡大する。ウクライナの経済・エネルギー安全保障を強化するための支援も継続する」とある。

ゼレンスキー氏はG7首脳に、引き続き自国を守り、ロシアのウクライナからの完全撤退が「最終目標」だと述べたという。

「ゼレンスキー氏は、ウクライナの究極的な目的は、ウクライナ全土からロシアの軍隊と装備を完全に撤退させ、将来的に自衛能力を確保することだと述べ、G7各国の支援に感謝した」と声明には書かれている。

G7首脳はまた、今後数週間のうちにウクライナへの短期的な財政支援を「強化」し、同国の長期的な復興に向けた選択肢の検討を継続することを約束した。

「今後数週間でウクライナの資金不足を解消し、国民に基本的なサービスを提供するための短期的な資金援助を強化する一方、ウクライナ当局や国際金融機関と協力して長期的な復旧・復興支援のための選択肢を検討する」という。

声明にはまた、G7が「タイムリーかつ秩序ある方法」でロシア産石油の輸入を段階的に禁止することも明記されている。

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