アイルランド議会選、シンフェイン党が初の第1党

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
シンフェイン党のマクドナルド党首/Jeff J Mitchell/Getty Images

シンフェイン党のマクドナルド党首/Jeff J Mitchell/Getty Images

ロンドン(CNN) 5日投票の英領北アイルランド議会選で、カトリック系武装組織アイルランド共和軍(IRA)の政治部門を母体とするシンフェイン党が初めて第1党となる見通しだ。

北アイルランド選管によると、8日に集計が終わり、90議席のうちシンフェイン党が最も多い27議席を獲得した。

2位は2007年から第1党の座を維持していたプロテスタント系の民主統一党(DUP)で25議席、3位は中道の北アイルランド同盟党で17議席。

親英国派のDUPの支持率低下にともない、北アイルランドで初めて、シンフェイン党から自治政府首相が選出されることになる。

シンフェイン党はアイルランド統一を掲げて武力闘争を展開したIRAの元政治部門だが、近年は草の根の左派政党として社会問題に取り組む姿勢を前面に押し出してきた。

マクドナルド党首は開票結果が出始めた6日夜、CNNとのインタビューで、北アイルランドの領有権を放棄したアイルランド憲法について「改正に向けた準備を始めなければ」と主張。「変化が起きつつあるという事実を認識する必要がある」と話していた。

同時に、その変化は「完全に平和的であること」が「私の確固たる決意だ」と強調した。

1998年の北アイルランド和平合意(ベルファスト合意)には北アイルランドの帰属をめぐり、住民の過半数がアイルランドとの統一を望んでいるとみられる場合、住民投票を実施できると明記されている。

議会選の結果がただちに住民投票につながるわけではないが、実施をめぐる議論の活発化が予想される。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]