アゾフスターリ製鉄所への砲撃、「やんでいない」 ゼレンスキー氏

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製鉄所への砲撃は「やんでいない」と、ゼレンスキー氏が警鐘を鳴らした/From Volodymyr Zelensky/Facebook

製鉄所への砲撃は「やんでいない」と、ゼレンスキー氏が警鐘を鳴らした/From Volodymyr Zelensky/Facebook

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、ロシア軍の攻撃が続く南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所に触れ、救出が必要な民間人が残る状況にもかかわらず砲撃はやんでいないと警鐘を鳴らした。

ゼレンスキー氏は夜間に行った演説で、「女性や多くの子どもがまだ残っている」「地獄を想像してみてほしい。2カ月以上にわたって絶え間ない砲撃や爆撃が続き、常に死が身近にある状況を」と訴えた。

マリウポリ防衛に当たる兵士らについては「ウクライナ当局は軍の英雄を守るために全力を尽くしている」「多くの負傷者が出ているが、彼らは諦めていない。彼らは持ち場を守っている。我々もこれらの人員の安全確保に向け解決策を模索している」と述べた。

アゾフスターリ製鉄所では今月1日、ロシアの攻撃を逃れて2カ月間地下で過ごしていた民間人100人あまりが救出されていた。

国連事務総長の報道官によると、製鉄所内に閉じ込められたままの人が何人いるのかは不明。

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