ロシア、占領地で「住民投票」計画 ゼレンスキー氏は一蹴

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ウクライナのゼレンスキー大統領=25日/Zelensky/Youtube

ウクライナのゼレンスキー大統領=25日/Zelensky/Youtube

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、ロシア軍が占領したウクライナ南部のヘルソンで「住民投票」を実施するとの計画について、ロシア占領軍への支持を与えない人々の抵抗をたたえた。

ロシア軍は、ヘルソンで今月27日に住民投票を行うと発表。住民投票では「ヘルソン人民共和国」の「独立」について尋ねるとしている。

ゼレンスキー氏は、ロシア軍に占領された街の人々はロシア軍に対する抵抗の姿勢を示しており、ウクライナが最終的に勝利することを示していると述べた。

ゼレンスキー氏は「ロシアは我々の国土のどこかで偽の『住民投票』を実施したいのか。やってみたとしても、ウクライナの占領を支持するためにロシア政府が『でっちあげた』他のあらゆる物事と同じように恥ずべきものとなるだろう」と述べた。

ロシア軍によるウクライナ侵攻は3カ月目に入ったが、ゼレンスキー氏はロシアがウクライナにある標的に対して1100発以上のミサイルを発射し、数えきれないほどの爆撃や砲撃を行っていると述べた。

ゼレンスキー氏によれば、ロシア軍による一時的な占領の後、ウクライナ軍によって931カ所が解放されたと述べた。

ゼレンスキー氏はまた、可能な限り、欧州連合(EU)への加盟の手続きを加速させたいとし、EUへの加盟が主要な目標だとした。

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