プーチン氏は「自分の世界に没入」、会談したオーストリア首相

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オーストリアのネハンマー首相がプーチン氏との会談を振り返った/Natalia Kolesnikova/AFP/Getty Images

オーストリアのネハンマー首相がプーチン氏との会談を振り返った/Natalia Kolesnikova/AFP/Getty Images

(CNN) ロシアを最近訪問しウクライナ情勢の打開を目指したオーストリアのネハンマー首相は21日までに、対面で会談したプーチン大統領は「戦争に勝っていると信じている」との印象を受けたことを明らかにした。

米NBCテレビの取材に語った。「彼の思い込みの根拠を十分には説明出来ないだろうが、独自の戦争論理を持っている」と指摘。「抱えている懸念を私に明確に伝え、地上で起きている事柄を十分に理解しているように見えた」とも続けた。

さらに、「戦争はロシアの安全保障を確実にするために必要で、国際社会を信用していない」ともし、「ウクライナ東部ドンバス地方のジェノサイド(集団殺害)ではウクライナの責任をなじった」と説明。

これらのやりとりを踏まえ、「彼は今、自分の世界に没入している」と形容しながらも、「ウクライナで起きている状況は把握していると考えている」と述べた。

ネハンマー首相はまた、プーチン氏が会談でドイツ語に切り替え、「戦争は早く終わったほうが良い」と主張したことにも触れた。

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