英とクルド首脳、エネルギー輸出を協議 ロシアへの依存度下げる狙い

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イラク・クルド人自治区のマスード・バルザニ首相と英国のボリス・ジョンソン首相=19日、英国首相官邸/Daniel Leal/Pool/Getty Images

イラク・クルド人自治区のマスード・バルザニ首相と英国のボリス・ジョンソン首相=19日、英国首相官邸/Daniel Leal/Pool/Getty Images

(CNN) 英国政府の声明によると、英国とイラク・クルド人自治区の首脳は19日、ロンドンで会談し、ロシア産の石油と天然ガスへの依存度を減らす方法として、欧州へのエネルギー輸出について議論した。

クルド人自治区のバルザニ首相は英首相官邸でジョンソン首相と会談。バルザニ首相は「欧州へのエネルギー輸出の熱意を語り」、ジョンソン首相は「西側のロシアの石油と天然ガスへの依存を減らす支援をするバルザニ首相の努力を称賛した」という。

両氏はまた、ジョンソン首相の直近のキーウ(キエフ)訪問と「正当な理由なきロシアのウクライナ侵攻に対して国際社会が引き続き反対する必要性」についても話し合った。

英首相官邸は、ジョンソン首相が「イラクの安定と中東全域でのテロ組織『ダーイシュ』への対抗作戦への永続的な関与」を表明したと述べた。

声明によると、「両首脳は両国の関係の強さを強調し、英国とクルドの人々との深い絆を認識した。貿易と投資を通じたパートナーシップを拡大するための重要な機会にも言及した」という。

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