ロシア軍、民間人避難の製鉄所を「あえて」攻撃 マリウポリ守備隊の指揮官

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倒壊した建物の向こう、煙の中に浮かび上がるアゾフスターリ製鉄所の施設/Alexander Ermochenko/Reuters

倒壊した建物の向こう、煙の中に浮かび上がるアゾフスターリ製鉄所の施設/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) ウクライナ南東部マリウポリの防衛に当たる「アゾフ連隊」のデニス・プロコペンコ指揮官は18日、世界の指導者に対し、ロシア軍は数百人が避難しているアゾフスターリ製鉄所を「あえて」攻撃していると訴えた。

マリウポリではウクライナの複数の部隊が防衛に当たっている。

プロコペンコ氏はSNSテレグラムへの投稿で、避難者にはあらゆる年齢の人が含まれ、女性や子ども、マリウポリ守備隊の家族もいると述べた。

プロコペンコ氏によると、避難者は同市の防衛を続けるウクライナ兵のそばが唯一安全な場所だと判断したという。

「ロシアの占領軍やルハンスク、ドネツク両人民共和国から来たロシア代理勢力は民間人の存在を知りながら、あえて製鉄所への攻撃を続けている。無誘導爆弾やロケット弾、地中貫通爆弾、地上砲か艦載砲かを問わずあらゆる種類の砲弾を使って無差別攻撃を行っている」としている。

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