ゼレンスキー氏、遺体散乱のブチャ訪問 ロシア軍から「動物以下の扱い」

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キーウ近郊のブチャを訪れたゼレンスキー大統領=4日/Ronaldo Schemidt/AFP/Getty Images

キーウ近郊のブチャを訪れたゼレンスキー大統領=4日/Ronaldo Schemidt/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、首都キーウ(キエフ)近郊の町ブチャを訪れた。通信社の映像がその様子を伝えた。これに先立ち、ブチャの通りに遺体が散乱している様子を捉えた画像が公開され、国際的な怒りを呼んでいた。

ゼレンスキー氏は周囲のカメラに対し短く発言し、ロシア軍がブチャで残虐行為を働いた後でロシアと交渉するのは「非常に難しい」と言及。ブチャでの残虐行為は「ロシア軍の性質」を典型的に表していると述べ、ロシア軍は「人々に対して動物以下の扱いをする」と指摘した。

ゼレンスキー氏は「ロシア連邦が(ウクライナとの協議を)遅らせるほど」、状況は悪くなると警告した。

防弾チョッキ姿で警備隊に囲まれたゼレンスキー氏は「ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟の是非を決めた主要国の要人」についても言及し、「彼らはここに来て、こうしたゲームがどのような結果に終わるのかを目の当たりにすべきだと思う」などと述べた。

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