フランシスコ教皇、ウクライナ訪問を「検討」

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ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇/Johannes Neudecker/dpa/AP

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇/Johannes Neudecker/dpa/AP

(CNN) ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は2日、ウクライナへの訪問を「検討している」と表明した。訪問先のマルタへ向かう専用機内で記者団に述べた。

ウクライナ訪問を考慮しているのかとの質問に、しばらく間を置いた後、「ええ、検討している」と応じた。

ウクライナ情勢に関連し、教皇はこれまでウクライナ避難民への連帯を示し、戦争の終結を求めてきた。先月19日にはローマ市内にある小児科病院を訪れ、腫瘍(しゅよう)や神経疾患を抱え、爆風に巻き込まれて負傷などしたウクライナ避難民の子ども19人を見舞ってもいた。

先月末の週ごとの祈りの言葉では、ロシアによるウクライナ侵攻に言及。「侵攻やこの残酷で無意味な戦争の開始から1カ月以上経過した」とし、「全ての戦争がそうであるように、ウクライナでの戦争は我々全員にとって敗北である」などと説いてもいた。

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