ロシア外交官、核保有国相手では「起こり得るあらゆる結果の計算を」

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ロシアのポリャンスキー国連次席大使=2021年9月23日、国連安保理会合/John Minchillo/Pool/Getty Images/FILE

ロシアのポリャンスキー国連次席大使=2021年9月23日、国連安保理会合/John Minchillo/Pool/Getty Images/FILE

(CNN) ロシアの外交高官は23日、核保有国を相手に脅かすべきではないと北大西洋条約機構(NATO)諸国に対し警告を発した。

「もしロシアがNATOに挑発されたり攻撃されたりしたら、どうなるか。我々は核保有国だ」とロシアのポリャンスキー国連次席大使はスカイニュースとのインタビューで語った。

それは「正当なこと」かと問われたポリャンスキー氏は「正しいこととは思わないが、ロシアを脅し、干渉しようとすることは正しいことではない。従って、核保有国を相手にするときは、当然、自分の行動によって起こり得るあらゆる結果を計算しなければならない」と答えた。

ロシアのプーチン大統領の報道官は前日、CNNとのインタビューで、ロシア政府が「存立の脅威」と見なすものに対して核兵器の使用を検討することを否定しなかった。

米政府は23日、ロシア軍がウクライナで戦争犯罪を犯したと公式に宣言した。ブリンケン国務長官は、民間人を意図的に標的にし、アパートや学校、病院の破壊を含む無差別攻撃を行ったという「信頼できる情報」を引用した。

しかし、ポリャンスキー氏はロシアがウクライナで戦争犯罪を犯していることを否定した。

「もちろん、私が評価することではない。私はそこにいないし、あなたもそこにいない。あなたはビデオを見ている。フェイクニュースと考えられる多くのビデオを見ている」とスカイニュースに語った。

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