ロシア海軍、黒海で作戦拡大 沿岸部へ艦砲射撃、海上交易を封殺

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オデッサの海岸で砂袋に砂を詰める志願兵/Jonathan Alpeyrie/Bloomberg/Getty Images

オデッサの海岸で砂袋に砂を詰める志願兵/Jonathan Alpeyrie/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 米国防総省高官は16日、ウクライナ戦況に触れ、黒海北部の海域でロシア海軍の活動が活発化しており、ウクライナ南部沿岸部にある一部の都市に海上から砲撃を加えているとみられると報告した。

米国独自の情報収集を踏まえ、砲撃は港湾都市のオデッサ郊外あるいはオデッサ近くの町が標的になっているとした。ただ、オデッサ自体は攻撃されていないとした。砲撃は黒海に展開するロシア海軍の戦闘艦船によるものと判断しているという。

一方、ウクライナ軍も同日、ロシア軍の戦闘艦艇がウクライナの黒海沿岸部に対する艦砲射撃を行ったと発表した。フェイスブック上での声明で、標的はオデッサ近くとした。

オデッサから約30キロ離れた4カ所の村落が狙われたと説明。水陸両用作戦が同市の制圧手段の一つになる可能性があるとも指摘。黒海沿岸部への砲撃増加は、同作戦の遂行が差し迫っているとの懸念を強めているとした。

オデッサはウクライナ第3の都市で、ロシア軍の重要な侵攻拠点と目されていた。

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