ウクライナ大統領、米連邦議会で演説 米国の歴史に触れて支援求める

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ウクライナ大統領、米連邦議会で演説

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、米連邦議会でオンライン形式の演説を行い、真珠湾攻撃や米同時多発テロといった米国の歴史にも触れ、今すぐに米国からの支援が必要だと訴えた。

米国に対してはウクライナから、ロシアの侵攻に抵抗するなか、より多くの軍事的支援を求める声が強まっている。

ゼレンスキー氏は演説の最後、米国のバイデン大統領に情熱のこもったメッセージを送った。ゼレンスキー氏は「あなたは、あなたの偉大な国の指導者だ。わたしは、あなたが世界の指導者になることを望む。世界の指導者であることは、平和の指導者だ」と述べた。

バイデン氏はゼレンスキー氏の演説後、8億ドル規模の追加のウクライナ支援を発表した。

ゼレンスキー氏は議会での演説で、これまでに米国から受け取った支援についてバイデン氏に対して謝意を示した。ゼレンスキー氏はまた、より多くの支援を切望していると述べた。ゼレンスキー氏は特に、民間人の保護のために、改めて飛行禁止区域の設定を支援するよう呼び掛けたほか、自衛のための戦闘機の提供を求めた。

ゼレンスキー氏は演説の中で米国の惨事にも言及。ゼレンスキー氏は、友人である米国の人々が、ウクライナの現状を理解するための米国の歴史の1ページがあると指摘した。ゼレンスキー氏の演説は最初は通訳が入ったが、最後は英語での演説となった。

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