ウクライナのファーストレディー、国を断固守る姿勢鮮明に SNSで発信

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ウクライナ大統領夫人のオレナ・ゼレンスカ氏は、SNSを通じて国の窮状を訴えている/Hennadii Minchenko/Ukrinform/Future Publishing/Getty Images

ウクライナ大統領夫人のオレナ・ゼレンスカ氏は、SNSを通じて国の窮状を訴えている/Hennadii Minchenko/Ukrinform/Future Publishing/Getty Images

(CNN) ウクライナ大統領夫人のオレナ・ゼレンスカ氏(44)が8日、世界のメディアに宛てた公開書簡を投稿し、「ウクライナ市民の大量殺人」と呼ぶ状況について説明した。

ゼレンスカ氏は数週間前からSNSを使って国の窮状を訴えていたが、今回ほど直接的な内容はなかった。この投稿では最後に「我々は勝つ。我々は団結しているから。ウクライナへの愛にささげる団結。ウクライナに栄光あれ!」と叫んで結んでいる。

夫のゼレンスキー大統領がロシア侵攻への抵抗の象徴となる中、ゼレンスカ氏は夫を支持し、国際社会からの認知を高める手段としてオンラインでの主張を強めてきた。

ロシアの侵攻が始まった先月24日、夫のゼレンスキー氏はビデオ声明で「敵の破壊工作部隊」がキエフに入り込み、1番の標的は自分で、2番目の標的は自分の家族だと語った。

ゼレンスカ氏と2人の子どもの居場所は安全上の理由から秘密にされている。それでもゼレンスカ氏はSNSでの活発な活動を続け、国民を鼓舞し、ロシア軍への抵抗を支援している。世界からの支援も集まり、インスタグラムのフォロワー数は240万人に上っている。

8日の公開書簡はさまざまなSNSのプラットフォームと大統領の公式ページに掲載され、世界中のメディアから寄せられたインタビューの要請に対する返答だとしている。

「ウクライナ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]