ロシア、ウクライナ国境のヘリ部隊を増強 新たな衛星画像で判明

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衛星画像に写るミレロボ飛行場の新たなヘリ部隊/Maxar Technologies

衛星画像に写るミレロボ飛行場の新たなヘリ部隊/Maxar Technologies

(CNN) 米マクサー・テクノロジーズの新たな衛星画像から、ウクライナ国境付近に展開するロシアのヘリコプター部隊が大幅に増加していることが明らかになった。

マクサーの分析によると、ウクライナ国境から16キロのミレロボ飛行場には新たなヘリ部隊や、戦車や装甲兵員輸送車などで構成される戦闘グループが配備された。

ミレロボはウクライナ国境地帯のうち、「ルガンスク人民共和国」を自称する親ロシア分離勢力の支配地域の近くに位置する。

そのやや北方、ウクライナ国境の東約27キロのバルイキ付近にもヘリ20機以上を擁するヘリコプター部隊が配備されている。

また以前の画像と同様、ウクライナ国境の東約35キロのベルゴロド付近には依然として20機近いヘリが配備されたままだ。

CNNが確認したSNS上の動画には、バルイキ、ベルゴロド付近の両飛行場に攻撃ヘリが展開する様子が映っている。

ロシア国防省は今週初め、一部の軍部隊をウクライナから所属基地に帰還させると発表。撤収の証拠として、多数の戦車を運ぶ列車の動画まで公開していた。

だが、ここ1週間で浮上した衛星画像やSNSの動画からは、ロシアの高度な戦車やりゅう弾砲、弾道ミサイルがウクライナ国境地帯、特に北部と北東部の国境地帯に向かう様子がうかがえる。

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