抗議デモ「フリーダム・コンボイ」がパリ市内に、交通渋滞も フランス

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凱旋門の通行を妨げる抗議デモ参加者=12日/Christophe Petit Tesson/EPA-EFE/Shutterstock

凱旋門の通行を妨げる抗議デモ参加者=12日/Christophe Petit Tesson/EPA-EFE/Shutterstock

パリ(CNN) 新型コロナウイルスに関連した規制に反対する「フリーダム・コンボイ」と呼ばれるデモ隊は12日、警察の検問所を抜けてフランスの首都パリに入った。抗議デモにより交通は一時、完全に遮断されたが、警察は催涙ガスを使ってデモ隊を解散させた。

今回の抗議デモはフランスの「ワクチンパス」に反対するもの。カナダでの新型コロナ規制に抗議する「フリーダム・コンボイ」がフランスにも飛び火した形となっている。

フランスとベルギーの当局は10日、デモ隊の進入禁止を発表。フランスでは警官や憲兵ら7200人を3日間にわたってパリ市内の複数箇所に配置していた。

「フリーダム・コンボイ」の参加者が支持者に出迎えられる=12日、パリ/Sam Tarling/Getty Images
「フリーダム・コンボイ」の参加者が支持者に出迎えられる=12日、パリ/Sam Tarling/Getty Images

今回の抗議デモの主催者が作成した地図によれば、計画では全国からのデモ隊は5つの主要な道路に沿ってパリへ移動する。その後、北上してベルギーの首都ブリュッセルに向かうことになっていた。

デモ隊は凱旋門周辺のジャンクションの交通の大部分を遮断し、トラックや車両からフランス国旗を振るなどした。

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