ロシアによるウクライナ侵攻、「今すぐにも」 米大統領補佐官

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差し迫るロシアによるウクライナ侵攻を警告 米大統領補佐官

(CNN) サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は13日、CNNの番組に出演し、ロシアによるウクライナへの侵攻は今週中にも始まる可能性があると警告した。サリバン氏はまた、依然として外交交渉による望みもあるとした。

サリバン氏によれば、ロシア軍は北京冬季五輪が終了する前にウクライナ侵攻を始められる態勢にある。

サリバン氏はCNNの取材に対し、「我々はその日を完璧に予測することはできない。しかし、我々がしばらくの間言えるのは、ロシアによるウクライナへの大規模な軍事行動が今にも起こる可能性があるということだ。それは、五輪閉幕前の今週も含まれる」と述べた。

サリバン氏は、ロシア軍の態勢構築などが、大規模な軍事行動がすぐにでも始まる可能性を十分に示唆していると指摘。外交での対応に引き続き備えているが、同時に、ロシアが行動に出た場合には同盟国とともに一体的で決定的な対応をする準備を進めていると述べた。

米国のバイデン大統領は12日、ロシアのプーチン大統領と会談し、プーチン氏がウクライナ侵攻を指示した場合、厳しい措置を取ると警告していた。

米国の試算によれば、ロシアはウクライナ国境付近に10万人以上の兵力を集結させており、先週だけでも数千人が加わった。米国は12日、一部の兵力をウクライナから出国させたほか、大使館職員の大部分に退避命令を出した。

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