UAE、「敵のドローン」3機を破壊

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アラブ首長国連邦(UAE)が敵のドローン3機を同国上空で破壊した/Adobe Stock

アラブ首長国連邦(UAE)が敵のドローン3機を同国上空で破壊した/Adobe Stock

アラブ首長国連邦アブダビ(CNN) アラブ首長国連邦(UAE)国防省は2日、敵のドローン3機を同国の上空で阻止したと明らかにした。

国防省のツイッターによると、ドローンはUAEの領空に侵入し、人口密集地から離れた場所で破壊された。

ドローンがどこのものだったのかは不明。関与が疑われるイエメンの反政府組織フーシは声明を出していない。

UAEはサウジアラビア率いる有志連合に加わって、2015年以来、イランを後ろ盾とするフーシと戦闘を続けていた。

しかし19年には勝利は不可能と独自に判断して、UAEの部隊の大部分がイエメンから撤収した。有志連合はフーシを掃討することができず、多大な人道的犠牲を生じさせた。

フーシは最近まで主にサウジアラビアを攻撃していたが、1月17日にはUAEの首都アブダビをドローンで攻撃し、外国人労働者3人が死亡した。サウジ率いる有志連合は報復措置として1週間にわたってイエメンを攻撃。この攻撃で多数が死亡し、インターネットに障害が発生した。

フーシはさらに、UAEに駐留する米軍とUAE軍を狙って弾道ミサイルを発射。フーシのミサイルは、米軍が配備したパトリオットミサイル防衛システムで迎撃され、死傷者は出なかった。

米国のロイド・オースティン国防長官は1日、アブダビのムハンマド・ビン・ザーイド皇太子との会談で、フーシに対抗するため第5世代戦闘機を配備すると表明した。UAEもこれを歓迎している。

UAEは米国に対し、フーシを外国テロ組織に再指定するよう求めている。バイデン大統領は「検討中」とした。

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