デモ参加者数十人死亡、ロシア軍事同盟は鎮圧支援を開始 カザフスタン

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燃料価格高騰に抗議するデモ参加者ら=5日、カザフスタン・アルマトイ/Abduaziz Madyarov/AFP/Getty Images

燃料価格高騰に抗議するデモ参加者ら=5日、カザフスタン・アルマトイ/Abduaziz Madyarov/AFP/Getty Images

(CNN) 燃料価格引き上げを機に全土に抗議活動が広がった中央アジア・カザフスタンで、最大都市アルマトイの警察当局者は6日、一連の衝突でデモ参加者数十人が死亡、数百人が負傷したと明らかにした。同国に派遣されたロシア主導の軍事同盟、集団安全保障条約機構(CSTO)はデモ鎮圧を支援する作戦を開始している。

国営テレビによると、アルマトイでは法執行当局者少なくとも13人が死亡し、負傷者は353人に上るという。

カザフスタン全土では混乱の結果、各地で1000人以上が負傷した。国営テレビによると、保健省の発表ではこのうち400人近くが病院に搬送され、62人が集中治療室に入っている。

警察の包囲網付近に集まるデモ参加者ら=5日、カザフスタン・アルマトイ/Vladimir Tretyakov/AP
警察の包囲網付近に集まるデモ参加者ら=5日、カザフスタン・アルマトイ/Vladimir Tretyakov/AP

暴力は6日も続き、治安部隊がデモ隊に発砲したとの情報があるほか、アルマトイの共和国広場付近では爆発音が聞こえた。ロシア国営タス通信が伝えた。

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