人工林で「コアラ虐殺」、地主と企業を起訴 豪

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伐採作業中に多数のコアラを殺したとして、地主と土木会社が動物虐待の罪で起訴された/Conservation Regulator Victoria

伐採作業中に多数のコアラを殺したとして、地主と土木会社が動物虐待の罪で起訴された/Conservation Regulator Victoria

(CNN) オーストラリア南東部ビクトリア州の人工林で昨年、伐採作業中に数十頭のコアラを殺したとして、地主の男と土木会社など2社が動物虐待の罪に問われている。

ビクトリア州の環境保全当局によると、州都メルボルンから南西へ約380キロ離れた人工林で、コアラ21頭が死に、数十頭がけがをしているのが見つかった。当局は栄養失調や脱水、骨折などで弱ったコアラ49頭を安楽死処分した。

地主と土木会社は、保護対象のコアラを殺したり、不当な苦痛を与えたりしたとして、それぞれ126件の罪で起訴された。別の業者も動物虐待の罪1件に問われている。

動物虐待で有罪になった場合は1件につき、企業の場合は最大で罰金約7万8000ドル(約890万円)、個人の場合は最大で罰金約3万2000ドルまたは禁錮1年の刑が科せられる。

国際環境NGOのフレンズ・オブ・ジ・アース・オーストラリアは「コアラの虐殺」だと非難し、同州の人工林でこのような行為が横行していることに強い懸念を示した。

オーストラリアでは2019年の大規模な森林火災で6万頭のコアラが死傷したり、生息地を失ったりしたとされる。コアラは近年、クラミジア感染症のまん延にも脅かされている。

オーストラリア政府は、一部の地域に生息するコアラを絶滅危惧種に指定する検討を進めている。

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