ドイツ、ワクチン未接種者に厳しい行動制限 接種義務化も視野

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ドイツ、ワクチン未接種者を「ロックダウン」

ベルリン(CNN) ドイツ政府は2日、新型コロナウイルスワクチンの未接種者を対象とした店舗利用の禁止を含むより厳しい行動制限を発表した。メルケル首相らは数カ月後にワクチン接種を義務化する計画への支持も表明した。

ワクチンの未接種者はスーパーマーケットや薬局など必需品を扱う大半の店舗を除き、すべての店舗の利用が禁止される。最近新型コロナ感染症から回復した人は禁止の対象に含まれない。まもなく退任するメルケル首相と後継のショルツ財務相は共同記者会見を開き、新型コロナの拡大を防ぐための措置になると説明した。地域代表との協議を経た上での対応となる。

ワクチンの未接種者は他の家族の人との面会が最大2人に制限される。1週間に感染者が人口10万人当たり350例を超える地域ではバーやナイトクラブの営業も中止される。サッカーの試合など大規模イベントでの参加人数も制限する方針。

メルケル氏とショルツ氏はワクチン接種義務化への支持も表明した。法案が議会を通過すれば、早ければ来年2月にも施行される。法案は倫理委員会からの勧告を踏まえたものとなり、議会で審議が進行している。

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