観光客2人、コロッセオに侵入してビール飲み罰金 ローマ

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円形闘技場の史跡「コロッセオ」に忍び込み、ビールを飲んでいた米国人観光客の若者2人が摘発された/Riccardo De Luca/Anadolu Agency/Getty Images

円形闘技場の史跡「コロッセオ」に忍び込み、ビールを飲んでいた米国人観光客の若者2人が摘発された/Riccardo De Luca/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) イタリアの警察は首都ローマにある有名な円形闘技場の史跡「コロッセオ」に無断で忍び込み、ビールを飲んでいた米国人観光客の若者2人を摘発したとこのほど発表した。

遺跡などを見物しながらビールを飲んで市中心部へつながる路上に出たところ、取り押さえられた。罰金800ユーロ(約10万3200円)が科された。

2人は早朝に高い手すりを越えてコロッセオ内に侵入。古代のローマ人観客がそうしたように階段を上って2階部分に到達し、ローマ市街がのぞめるアーチがある場所で飲んでいたという。

ただ、通行人がビールを楽しんでいる2人の姿を見つけ、近くにいた警察車両に伝えていた。

ローマで羽目を外す観光客の事例は過去にもあり、今年8月には米国人男性と英国人女性が有名な泉の中で浮かれ騒いで罰金900ユーロが命じられていた。

コロッセオを破損させるなどの行為も比較的多発しており、禁錮刑や罰金の対象になる可能性がある。2014年にはロシア人観光客が壁に「K」の文字を彫り、2万ユーロの罰金を科されていた。

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