ヘラート陥落後、知事や軍幹部らタリバーンに「寝返り」か

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タリバーンに加わったという著名な軍閥指導者ムハンマド・イスマイル・カーン氏(右)/Jalil Rezayee/EPA-EFE/Shutterstock

タリバーンに加わったという著名な軍閥指導者ムハンマド・イスマイル・カーン氏(右)/Jalil Rezayee/EPA-EFE/Shutterstock

(CNN) 駐留米軍の撤収が進むなかアフガニスタンで支配地を拡大し続ける反政府勢力タリバーンは14日までに、前日に陥落させた西部の要衝ヘラート市で現職や元職の州知事、情報機関「国家保安局」の責任者やアフガン軍の軍団司令官らがタリバーン側に加わったと主張した。

この中には、ヘラート州知事や中央政府の閣僚も務めた経験を持つ著名な軍閥指導者のムハンマド・イスマイル・カーン氏も含まれた。タリバーンが公開したビデオ映像には、同指導者がタリバーン戦闘員のそばで話す姿も映っていた。

ヘラートは国内第3の都市。タリバーンの報道担当者は13日、記者団に同州政府の内務省幹部や数千人規模の治安部隊もタリバーンに合流したと述べた。

これら主張の真偽は不明。ただ、CNNはカーン氏がタリバーン戦闘員らと一緒にいる映像は確認した。

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