マリ大統領と首相追放、副大統領が権限掌握

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マリ暫定政権のゴイタ副大統領=2020年9月22日/Michele Cattani/AFP/Getty Images

マリ暫定政権のゴイタ副大統領=2020年9月22日/Michele Cattani/AFP/Getty Images

(CNN) 政情不安の続く西アフリカ・マリで25日、暫定政権のゴイタ副大統領は、ヌダウ大統領とウアンヌ首相を追放したと発表した。この前日、両氏が解任されたと複数の国際組織が伝えており、これを認めた形となった。

国営放送でこの日に報じられた副大統領の声明によると、昨年起きた軍事クーデターを率いた同氏は、ヌダウ、ウアンヌ両氏の他、両氏の複数の顧問らが解任されたと発表。理由については、内閣改造に関する相談がなかったためとしている。

外交筋がCNNに対して明らかにしたところでは、今回の政変劇の中心人物である将校2人が、24日に発表された新内閣の閣僚に含まれておらず、これがクーデターの引き金となった可能性があるという。

追放された大統領、および首相の所在は現在のところ不明。

ヌダウ、ウアンヌ両氏は、昨年8月に発生したクーデターを受けて発足した暫定政権で、それぞれ大統領および首相の職に就任。

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