サメにかまれたか、50代サーファーが死亡 豪

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サーファーの男性が死亡後、現場は閉鎖された=18日、豪州フォースター・タンカリー/Australian Broadcasting Corporation/AP

サーファーの男性が死亡後、現場は閉鎖された=18日、豪州フォースター・タンカリー/Australian Broadcasting Corporation/AP

(CNN) オーストラリア東部ニューサウスウェールズ(NSW)州で18日午前、サーフィン中の50代男性がサメにかまれたとみられる事案があり、男性は股(もも)の上部に致命傷を負って死亡した。NSW州警察が明らかにした。

現場はシドニーの北約300キロにあるフォースターの海岸。警察によると、緊急救助隊に通報が入ったのは現地時間午前11時20分ごろだった。

警察は記者団に対し、死亡した男性はサメを早くに見つけ、友人に注意喚起しようとしていたと明らかにした。

CNN提携局9ニュースによると、友人3人が男性に泳いで近づき、男性を岸に引っ張り上げた。男性は失血のため心停止したという。

地元警察の警官らが蘇生を試みたものの、男性はその場で亡くなった。

漁業や農業を担当する政府機関、NSW州1次産業省(DPI)によると、サメの体長は4.5メートル程度とみられている。

DPIは現在、警察とともにドローン(無人機)で一帯を監視中。海岸は約20キロ近くにわたって少なくとも24時間、一般市民の立ち入りが禁止された。

動物保護団体「タロンガ保護協会」によると、オーストラリアでは2020年、サメによる襲撃が8回確認され、そのうち2回はNSW州で起きていた。

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