ソマリア首都で車爆弾 20人死亡、30人負傷

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爆発によって損傷した建物/Said Yusuf Warsame/EPA-EFE/Shutterstock

爆発によって損傷した建物/Said Yusuf Warsame/EPA-EFE/Shutterstock

モガディシオ(CNN) ソマリアの首都モガディシオで5日夜、爆弾を仕掛けた自動車が爆発し、警察と救急隊によると少なくとも20人が死亡、30人以上が負傷した。

モガディシオの警察幹部がCNNに確認したところによると、爆発は現地時間の午後8時すぎ、港に近いレストランの入り口で起きた。続いて激しい銃撃もあった。

強力な爆発により、複数の建物が損壊したという。救急隊によると、負傷者30人が地元の病院へ運ばれた。

目撃者の1人は、大きな爆発で街が白い煙に覆われたと話した。現場近くのビルが倒壊し、がれきの下敷きになった人々の救出作業が続いているとも語った。

同国のイスラム過激派組織、シャバブが系列サイトへの投稿で犯行を認めた。

爆発現場近くに派遣された救急車両/Said Yusuf Warsame/EPA-EFE/Shutterstock
爆発現場近くに派遣された救急車両/Said Yusuf Warsame/EPA-EFE/Shutterstock

このレストランは昨年8月にも攻撃を受けていた。

ソマリアではアブドラヒ大統領が先月8日に任期切れを迎えたにもかかわらず、大統領選が実施されていない。政治的混乱を受けて、モガディシオ市内の警戒態勢が強化されている。大統領官邸前でも先月、車爆弾の爆発が起きた。

シャバブは2011年にソマリア軍とアフリカ連合軍の掃討作戦でモガディシオから追放されたが、その後も同市内で車爆弾や銃による攻撃を繰り返している。

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