中国金鉱の爆発、閉じ込められた22人のうち11人を救出 2週間ぶり

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救助隊が現場の金鉱で作業に当たる様子=1月20日、棲霞市/STR/AFP/Getty Images

救助隊が現場の金鉱で作業に当たる様子=1月20日、棲霞市/STR/AFP/Getty Images

(CNN) 中国東部・山東省の金鉱で起きた爆発で、地下に2週間以上閉じ込められていた作業員のうち11人が救出された。中国国営メディアが伝えた。

爆発は山東省の棲霞市にある金鉱で今月10日に発生。閉じ込められた22人の救出作業が続いていた。

最初の1人は現地時間の24日午前11時13分ごろ救出された。国営新華社通信によると、極端に衰弱した状態だったといい、中国中央テレビ(CCTV)はこの男性が病院に搬送されたと伝えている。

続く10人は坑内のさらに深い場所から引き上げられた。CCTVによると、少なくとも1人は負傷していたが、けがの程度は分かっていない。

国営メディアによれば、作業員のうち1人は死亡したとみられている。

救助隊がドリルでがれきに穴を開ける作業を行う様子=1月20日/STR/AFP/Getty Images
救助隊がドリルでがれきに穴を開ける作業を行う様子=1月20日/STR/AFP/Getty Images

新華社通信が先に当局者の話として伝えたところによると、救助隊は鉱山の一画を掘削して電話回線を敷設し、深さ600メートルの地点に閉じ込められた10人と連絡を取っていた。救出された中にこの10人が含まれているのかどうかは不明。

爆発は鉱山の入り口から約240メートルの地点で発生した。中国当局は21日の時点で、作業員を閉じ込めている70トンのがれきを貫通するには15日かかる可能性があると説明していた。

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