英国のワクチン接種、年内に最大400万回分調達へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
英保健当局者は、新型コロナウイルスのワクチンについて、年内に最大400万回分を入手できるとの見通しを示した/Peter Summers/Getty Images

英保健当局者は、新型コロナウイルスのワクチンについて、年内に最大400万回分を入手できるとの見通しを示した/Peter Summers/Getty Images

(CNN) 英国が欧米諸国のトップを切って承認した米ファイザーと独ビオンテックの新型コロナウイルスワクチンについて、英保健当局者は6日、年内に最大400万回分を入手できるとの見通しを示した。

英国民保健サービス(NHS)提供者協会の幹部が6日、英ニュース専門局スカイニュースとのインタビューで語った。

すでに国内50カ所の中核病院に割り当て分が届くなど、配布作業はかなり進んでいるという。ワクチン接種はイングランド、ウェールズ、スコットランドで8日から始まることになっている。

NHSイングランドの医療責任者スティーブン・ポウィス氏も6日の記者会見で、「英国史上最大規模となるワクチン接種の第1段階が8日から始まる。7日までに配布の第1弾が病院に届く」と語った。

英国はファイザーのワクチンを計4000万回分注文している。2回接種で2000万人分と、全人口の3分の1に当たる数だ。

同幹部はワクチンが異例の速さで承認されたことについて、緊急性を重視し全力で一気に手続きが進められた結果だと説明し、その過程に妥協はなかったと強調した。

英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)を率いるレーン博士も6日、BBCとのインタビューで、一般的なワクチンと同様に安全で、軽い副反応が出ても1~2日でなくなると述べた。

「新型コロナウイルス」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]