上院議員、横領疑惑の家宅捜索でパンツに札束隠す ブラジル

横領疑惑の家宅捜索を受けたブラジルの上院議員がパンツの中に札束を隠したという/Adriano Machado/Reuters

横領疑惑の家宅捜索を受けたブラジルの上院議員がパンツの中に札束を隠したという/Adriano Machado/Reuters

(CNN) ブラジルの最高裁判所は17日までに、新型コロナウイルス対策の予算の不正流用疑惑で連邦上院議員が自宅の捜索を受けた際、同議員がパンツの中に大量の札束を隠しているのが発見されたと報告した。

警察が撮影したビデオ映像には、約2700米ドル(約28万3500円)相当のブラジル通貨のレアル紙幣をパンツに詰め込んでいるシコ・ロドリゲス議員の姿が収められた。家宅捜索で押収した総額は5800ドル以上とされる。

最高裁はこの映像の公開を認めなかった。同議員は捜査を続行するため90日間の議員資格停止を受けた。議員はロライマ州が選挙区で、自宅は州都ボアビスタにある。

ロドリゲス議員は不正行為を一切否定し、報道機関向けの声明では家宅捜索は自らの評判をおとしめるための試みと主張。新型コロナ対策のための資金を同州の衛生省に融通する議員としての務めを果たしたため自宅に侵入されたと述べた。

最高裁の家宅捜索命令などによると、今回の予算流用疑惑ではこれを画策した犯罪組織に同議員が加担した形跡もあると指摘。連邦警察の捜査員は、議員の体から見つかった現金は合法的な出所が立証されず、捜査の対象となっている価格を上乗せした契約で横領した分の可能性が高いと述べた。

ロドリゲス議員は、ボルソナーロ大統領によって政府の要職にも起用されたが、この職位も退任したとされる。ボルソナーロ氏は汚職根絶を公約の一つにしてもいる。

ブラジルは新型コロナの感染爆発で甚大な被害に直面しており、累計死者数は15万2000人以上、感染者は510万人を超える規模となっている。

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