マリで誘拐された仏人女性、約4年ぶりに解放

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誘拐したグループが投稿したビデオに映るソフィー・ペトロナンさん/AP

誘拐したグループが投稿したビデオに映るソフィー・ペトロナンさん/AP

(CNN) 西アフリカのマリで誘拐されたフランス出身の援助活動家の女性が、約4年ぶりに自由の身となった。マリの大統領府が8日、発表した。

現在75歳のソフィー・ペトロナンさんは2016年12月、マリの都市ガオで、武装したイスラム過激派により誘拐された。ペトロナンさんは現地で、栄養不良状態にある子どものための慈善事業に従事していた。

マリの政治家、スマイラ・シセ氏もペトロナンさんとともに解放された。

フランス政府の声明によると、マクロン大統領はペトロナンさん解放の知らせを受けて「非常に安堵(あんど)」し、マリ当局への感謝と同国によるテロとの戦いを支援する意向を示したという。

ペトロナンさんの写真とともに写るソフィーさんの息子=2018年8月、フランスのボルドー/Mehdi Fedouach/AFP/Getty Images
ペトロナンさんの写真とともに写るソフィーさんの息子=2018年8月、フランスのボルドー/Mehdi Fedouach/AFP/Getty Images

両国政府の公式発表に先駆け、ペトロナンさんのおいは6日、CNNの取材に対し、ペトロナンさんが1381日ぶりに解放されたと明らかにしていた。

ペトロナンさんの息子も、母親との再会を果たすべく、6日の時点でマリの首都バマコに到着していた。

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