インド、フランスからラファール戦闘機を取得 中国にらみ空軍強化

ラファール戦闘機の式典で演説するインドのシン国防相=2019年10月、フランス/GEORGES GOBET/AFP/Getty Images

ラファール戦闘機の式典で演説するインドのシン国防相=2019年10月、フランス/GEORGES GOBET/AFP/Getty Images

インド・デリー(CNN) インドが発注したフランス製の戦闘機「ラファール」36機のうち、第一陣に当たる5機が29日、同国に到着した。インドは中国との緊張が高まる中で空軍の刷新を図っている。

インドのシン国防相はツイッターで、ラファールが北部アンバーラに無事着陸したことを明らかにし、「ラファール戦闘機の着陸により、我が国の軍事史は新たな時代の始まりを迎えた」と述べた。

ラファールは双発エンジンの多用途機で、シン氏はインド空軍に「革命」を起こす機体になると期待を寄せる。発注は2016年。製造元のダッソー・アビアシオンによると、単座と複座の両方の仕様があり、空対空ミサイルや空対地ミサイル、対艦ミサイル、30ミリ機関砲を装備している。

ダッソーはラファールの飛行制御システムにも言及し、全天候下でオートパイロットによる地形追随飛行を行うことが可能だとしている。

インドと中国の間では約6週間前、ヒマラヤ山脈にある実効支配線沿いで衝突が発生。素手による殴り合いでインド兵20人が死亡しており、さらなる衝突の恐れもくすぶる。

シン氏は今回、この紛争に触れ、「もしインド空軍の新たな能力に懸念や批判を向ける者がいるとすれば、それは我が国の領土の一体性を脅かそうとする者だろう」とけん制した。

インドメディアにはこのところ、中国の新型ステルス戦闘機「J20」などと比較した上で、ラファールの優位性を指摘する専門家の見方が相次ぎ掲載されている。ラファールはステルス機ではないが、レーダーで探知されにくい優れた低被観測性を有する。

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