中国の駐イスラエル大使、公邸内で死亡 外務省が確認

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中国の杜偉駐イスラエル大使。公邸内で死亡しているのが見つかった/Sergey Dolzhenko/EPA-EFE/Shutterstock

中国の杜偉駐イスラエル大使。公邸内で死亡しているのが見つかった/Sergey Dolzhenko/EPA-EFE/Shutterstock

(CNN) 中国の駐イスラエル大使が17日午前、テルアビブ郊外の公邸内で死亡しているのが見つかった。イスラエル外務省の報道官がCNNに明らかにした。現時点で不審死としては扱っていないとしている。

死亡したのは駐イスラエル中国大使の杜偉氏(57)。テルアビブ北郊ヘルツリヤにある公邸前には警察が出動している。これについて報道官は、標準的な対応だと説明した。

数日前には米国務省のポンペオ長官がエルサレムを訪れて、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に関連した中国の行動を公然と批判するとともに、イスラエルに対して中国企業との間で大型のインフラ案件や通信案件に関する契約の締結を中止するよう促していた。

在イスラエル中国大使館や中国外務省は、駐イスラエル中国大使の死亡についてコメントしていない。

大使館の公式サイトによると、杜大使は今年2月、新型コロナウイルス感染が世界中に拡大する中で着任した。3月中旬にエルサレム・ポスト紙に寄せた寄稿では、到着直後から2週間の自己隔離に入らなければならなかったと振り返っていた。

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