北朝鮮、非武装地帯で韓国側に銃撃 韓国は警告放送や射撃で対応

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非武装地帯(DMZ)付近にある韓国側の歩哨所=パジュ、2017年2月12日/JUNG YEON-JE/AFP/AFP/Getty Images

非武装地帯(DMZ)付近にある韓国側の歩哨所=パジュ、2017年2月12日/JUNG YEON-JE/AFP/AFP/Getty Images

ソウル(CNN) 韓国軍は、北朝鮮との非武装地帯にある歩哨所が3日に北朝鮮から銃撃を受け、銃撃で応じたことを明らかにした。

韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮から撃ち込まれた銃弾は歩哨所の壁に当たったが、負傷者は出ておらず、建物にも装備にも被害は認められなかった。北朝鮮からの銃撃があったのは現地時間の3日午前7時41分だった。

韓国軍は対応マニュアルに定められた手順に従って、現場の司令官の判断で音声による警告放送を行い、2度の射撃で応じたと説明した。

銃撃の経緯については北朝鮮との軍事通信ライン経由で確認を取り、こうした事態の再発を防ぐとしている。

米国務省のポンペオ長官は3日、ABCテレビの番組の中で、北朝鮮からの銃撃は「偶発的」だったとの見方を明らかにした。

韓国と北朝鮮は2018年9月29日に調印した軍事協定に従って、それぞれ非武装地帯にある歩哨所11カ所を廃止したが、その後も数十カ所が残っている。

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