イングランドとウェールズの新型コロナ死者数、実際は政府統計より4割増

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ロックダウンされた英イングランドの町/CNN

ロックダウンされた英イングランドの町/CNN

ロンドン(CNN) 英イングランドとウェールズで4月10日までに新型コロナウイルスによって死亡した人の数が、英政府による日々の情報更新の数字よりも約41%多いことがわかった。英国家統計局(ONS)が公表したデータで明らかになった。

政府がウェブサイトで毎日更新している死者数は病院で死亡したものだけを考慮している。ここにはホスピスや介護施設、個人宅などで死亡した人数は含まれていない。一部の死者についても算入が遅れている。

ONSが毎週公表している情報は、感染が疑われる場合も含めて、死亡証明書に新型コロナウイルスの言及があるもの。最新のONSによる4月10日までの死者数は1万3121人となっている。

英政府がウェブサイトで公表しているイングランドとウェールズでの死者数は9288人で、ONSのほうが約41%多い。

今回明らかになった数字によれば、新型コロナウイルスに関連する高齢者福祉施設での死者数が5週間で約2倍となった。

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