横浜のクルーズ船の米国人、国務省がチャーター機で退避へ

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米国務省は「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船している米国人をチャーター機で退避させる/Tomohiro Ohsumi/Getty Images

米国務省は「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船している米国人をチャーター機で退避させる/Tomohiro Ohsumi/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルスへの感染が確認された患者は世界29カ国・地域で計6万9000人となり、これまでに1669人が死亡した。中国本土の患者が大半を占めるが、これに次ぐ日本では15日までに、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員285人を含め、計338人の感染が確認された。

乗客らは検疫のため、19日まで船内に待機する予定だった。しかし運航会社の社長は乗客らへの文書で、18日から実施する検査の完了までに数日かかることから、下船は21日以降になるとの見通しを示した。

乗員、乗客には400人余りの米国人が含まれている。米国務省は16日中に、感染の兆候がみられる患者以外の米国人を独自にチャーター機で帰国させる方針だ。乗客らは帰国後14日間、米軍基地に隔離されるという。

一方、香港発のクルーズ船「ウエステルダム」は日本などで寄港を拒否された後、14日にカンボジアに入港。乗客らは下船したが、このうち米国人女性(83)がマレーシアへ移動した後で発症し、15日に感染が確認された。

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