元刑務官が法廷でピストル自殺、恐喝罪で有罪判決の直後に ロシア

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モスクワの裁判所で、元刑務官が有罪判決を言い渡された直後にピストルで自殺した/Moscow International Police Association

モスクワの裁判所で、元刑務官が有罪判決を言い渡された直後にピストルで自殺した/Moscow International Police Association

(CNN) ロシアの首都モスクワの裁判所で12日、恐喝罪に問われた元刑務官の男が、有罪判決を言い渡された直後に法廷でピストルを取り出し、自分を撃って自殺した。国営タス通信が伝えた。

自殺したのはロシア連邦刑務局の幹部だったビクトル・スビリドフ被告(71)。タス通信が救急隊の話として伝えたところによると、スビリドフ被告は裁判官に禁錮3年の実刑を言い渡された直後、ピストルを抜いて自分を撃ち、その場で死亡した。

スビリドフ被告は、刑務局の同僚から1000万ルーブル(約1700万円)を脅し取った罪で起訴され、有罪を言い渡された。

弁護人によると、スビリドフ被告はステージ4のがんを患っていた。しかし12日朝に出廷した時には、気落ちした様子は見えなかったという。同被告は起訴された後、移動を制限されていた。

当局は、スビリドフ被告が法廷に武器を持ち込むことができた経緯を調べている。タス通信によると、裁判所の金属探知機は問題なく機能していた。

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