コンゴ民主共和国、はしかが流行 死者4千人超える

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はしかのワクチン。コンゴではしかが流行し、4000人を超える死者が出ている/Joe Raedle/Getty Images

はしかのワクチン。コンゴではしかが流行し、4000人を超える死者が出ている/Joe Raedle/Getty Images

(CNN) 国連児童基金(ユニセフ)は9日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)ではしかが流行し、4096人が死亡したと明らかにした。死者のうち約90%が5歳未満の子どもだという。コンゴで確認されたはしかの件数は20万3179件。

ユニセフによれば、コンゴで今年確認されたはしかの件数は昨年全体の3倍を超えている。また、はしかによる死者数はエボラ出血熱による死者数を上回っている。エボラではこれまで2143人が死亡している。

世界保健機関(WHO)は、集団免疫を確かなものとするため人口の約95%に2度のワクチン接種を行う必要があるとしている。ユニセフによると、コンゴの2018年のはしかの予防接種率は57%にとどまる。

ユニセフは、コンゴの数百万人の子どもたちが定期予防接種を受けられず、病気になったときも治療を受けられないという警戒すべき状況に直面していると述べた。

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