イスラエル、米民主党2議員の入国を禁止 トランプ氏発言受け

イスラエルのネタニヤフ首相(右)が米民主党の女性議員2人の入国禁止を表明/AFP/Getty Images

イスラエルのネタニヤフ首相(右)が米民主党の女性議員2人の入国禁止を表明/AFP/Getty Images

(CNN) イスラエル当局は15日、米民主党の女性議員2人の入国を禁じると発表した。トランプ米大統領はこれに先立ち、2人の入国を認めれば「とてつもない弱さ」を示すことになると述べ、入国禁止を促していた。

イスラエルのホトベリ外務副大臣によると、入国禁止の決定の対象となるのはミシガン州選出のトレイブ下院議員とミネソタ州選出のオマール下院議員。2人は米史上初のイスラム教徒連邦議員で、トランプ氏の批判の対象となってきた。

イスラエルのネタニヤフ首相は声明で、「女性議員2人の目的はイスラエルを傷つけ、反イスラエル感情をあおることだけだ」としている。

トランプ氏によるイスラエルの意思決定への介入だけでも十分異例の事態だったが、ネタニヤフ政権の動きによって米・イスラエルの長年の同盟関係は新たな党派色を帯び、さらなる批判を招く結果となった。

オマール氏は15日、今回の決定を「民主的な価値観への侮辱」と形容。「イスラエルのネタニヤフ首相がトランプ大統領の圧力を受けて米政府代表の入国を拒否するのは侮辱的だ」と述べた。

入国禁止の理由について、イスラエル側は女性議員2人によるイスラエルへのボイコット運動の支持を考慮したと説明。「イスラエルは2国間の緊密な同盟の枠内で米連邦議会を尊重するが、イスラエルを傷つけようとする者の入国を許可することは考えられない」としている。

一方、民主党のペロシ下院議長は声明で「深い悲しみ」を表明し、「イスラエルによるトレイブ氏とオマール氏の入国拒否は弱さの表れであり、偉大なイスラエル国家の品格にもとる」と述べた。

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