モスクワのデモ、機動隊員が女性を殴り倒した映像に非難集中

モスクワのデモで、機動隊員が女性の腹部を殴る映像が拡散し物議を醸している/VASILY MAXIMOV/AFP/Getty Images

モスクワのデモで、機動隊員が女性の腹部を殴る映像が拡散し物議を醸している/VASILY MAXIMOV/AFP/Getty Images

(CNN) モスクワ市議選をめぐるデモで、機動隊員が女性の腹部を殴った場面の映像がソーシャルメディア上で拡散し、非難を浴びている。国営メディアは当局が捜査に乗り出すと伝えた。

問題の映像には、モスクワ市内で10日に開かれた抗議集会で機動隊員2人が女性を拘束した後、一方の隊員がその女性を殴り倒す場面が映っている。女性は抵抗しながら警察車両に押し込まれた。

映像の閲覧回数は400万回を超え、ロシア国内各地で波紋を呼んでいる。

女性の弁護士は当局に苦情を申し立てた後、国営タス通信とのインタビューで、連邦捜査委員会がこの件を調べることになったと述べた。

同弁護士によれば、女性は入院を拒否したものの、脳震とうの診断書を取得した。体調が悪く出廷は無理だという。

ロシアのラップ歌手、エゴール・クリード氏はインスタグラム上で映像をシェアし、「女性が何をしたかにかかわらず、これは起きてはいけないことだ」と主張。殴った隊員は処罰を受けるべきだとして、隊員の身元に関する情報の提供を呼び掛けた。

モスクワでは先月半ば以降、9月の市議選から野党候補らが排除されたことに抗議するデモが週末ごとに繰り返され、先週末も参加者200人以上が拘束された。

ロシア大統領府の報道官は13日の記者会見で、モスクワのデモについて「政治的危機ではない」との見解を示し、事態を注視していると述べた。

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