転売業者に抗議デモ、衝突で警察が催涙スプレー 香港

抗議デモで衝突が起き、警官が催涙スプレーを使用した/Anthony Kwan/Getty Images

抗議デモで衝突が起き、警官が催涙スプレーを使用した/Anthony Kwan/Getty Images

(CNN) 刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正案をめぐって揺れる香港で13日、日用品などを大量に買いあさって中国本土で転売する業者への抗議デモが起き、警察が催涙スプレーを浴びせ、規制を試みる騒ぎとなった。

現場は中国本土と接する香港・上水地区で、買い付けに反発するデモ隊が業者と対峙(たいじ)。地元のCNN系列局「iーCable News」によると、デモ隊と警備の警官隊との間で小規模の小競り合いが起きた後、催涙スプレーが使われたという。

香港警察の幹部はソーシャルメディア上で、抗議活動は終わったと指摘し、参加者に現場から立ち去るよう求めた。また、一部のデモ隊は路肩の鋼鉄製障壁を解体し、道路の封鎖も試みたとした。

今回のデモの参加者数や負傷者の有無などは伝えられていない。

これら業者の買い付け行為で、香港では日用品不足などに直面しているとの指摘もある。

逃亡犯条例の改正案をめぐっては、数百万人規模の香港住民が抗議デモに加わる事態に発展。これを受け、香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は改正に関連する審議を先月18日に停止し、その後、同案は死んだとも述べ、混乱の収束を図っていた。

しかし、反対派住民は改正案の再浮上を懸念し、同案の完全撤回と同長官の辞任を要求し続けている。今月7日には香港の九竜地区で数万人規模のデモも実施し、中国本土からの観光客に改正案の不当性などを訴えていた。

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