北朝鮮で拘束の豪学生、スパイ説を否定 解放後初のツイートで

北朝鮮で一時拘束され、解放後に帰国を果たした豪学生のアレク・シグリーさん(中央)/Kyodo News via Getty Images

北朝鮮で一時拘束され、解放後に帰国を果たした豪学生のアレク・シグリーさん(中央)/Kyodo News via Getty Images

(CNN) 北朝鮮への留学中に拘束され、今月4日に解放されたアレク・シグリーさん(29)が9日、解放後初のツイートで、自分がスパイだという説は明らかに間違いだと述べた。

シグリーさんはツイッターへの一連の書き込みで、寄稿先の北朝鮮情報サイト「NKニュース」などに提供した情報は、すでに公開されていた内容ばかりだと主張した。

シグリーさんは平壌にある金日成総合大学の修士課程で朝鮮文学を学びながらNKニュースに経験談を書き、北朝鮮への研修旅行を扱う会社も設立していた。

9日のツイートでは修士課程を修了できないこと、平壌を二度と訪問できないことが「とても悲しい」とコメント。それでも朝鮮文学の研究は続けたいとの意向を示した。旅行社のツアーは当面、全て中止するという。

シグリーさんはさらに、支援者らに向けて感謝の意を表し、「心身ともに無事なので安心してほしい」と書き込んだ。

北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は、シグリーさんが先月25日、インターネットを通した反体制的な扇動行為の現場を取り押さえられ、拘束されたと伝えている。

シグリーさんは留学生の身分証明書を使い、平壌市内で集めたデータや写真を数回にわたって先方へ渡していたという。本人が「スパイ行為を正直に認め、繰り返し赦免を求めた」ことを受け、人道的配慮により国外追放の措置を取ったとしている。

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