ベネズエラ大統領、「クーデター」鎮圧を宣言 野党指導者はデモ再開呼びかけ

政変による混乱に収束のめどが立たないベネズエラ/FEDERICO PARRA/AFP/AFP/Getty Images

政変による混乱に収束のめどが立たないベネズエラ/FEDERICO PARRA/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) 南米ベネズエラの野党指導者、グアイド国会議長が軍に決起を呼びかけた件で、マドゥロ大統領は4月30日夜、「クーデター」の試みを鎮圧したと主張した。一方、グアイド氏はメーデーの1日に合わせたデモ再開を呼びかけた。

マドゥロ大統領はテレビ演説で、自身が軍に対する統制を失ったとの見方を否定。帝国主義勢力が「ベネズエラを隷属させようとして正統な政府への攻撃と転覆を図っている」と主張した。

さらに「これまで我々はさまざまな形のクーデターに直面してきた。その背後にあるのは国内の右翼勢力やコロンビアの寡頭体制、米帝による執拗(しつよう)な工作だ」と説明。グアイド氏が決起を呼びかける舞台となった空軍基地については、一度も野党勢力の手に落ちたことはないとした。

グアイド氏は30日朝、首都カラカスで軍兵士に伴われながら演説し、権力奪取に向けた蜂起を宣言。マドゥロ政権に対するこれまでで最も深刻な挑戦となり、市街では抗議や小競り合いが起きた。

グアイド氏は同日夕に別の動画も投稿し、メーデーの1日に「ベネズエラ全土」で改めて抗議を展開するよう呼びかけた。撮影場所は不明。

同氏はこの動画で、国家や国民を救う「自由作戦」を継続していくと表明。マドゥロ大統領にはもはや「軍の支持や尊敬が集まっていない」として、軍に対し作戦推進への助けを求めている。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]