ノートルダム大聖堂火災 出火は事故か、修復に10年以上の見方も

ノートルダム大聖堂で火災

パリ(CNN) フランス・パリを象徴する歴史的建造物、ノートルダム大聖堂で起きた火災で、捜査当局が16日、現場検証を行った。内務省によると、建物は部分的にもろくなっている箇所があり、屋根は大部分が焼失した。修復作業がどの程度の規模になるのか見極めるには何カ月もかかる可能性があると専門家は指摘している

建物は全体的な構造は安定していると判断された。しかし屋根には大きな穴が空き、アーチ形の天井は堂内に崩れ落ちた。

火災は現地時間の15日夜に発生し、消防が9時間以上かけて消火に当たった。被害の程度を調べる間、近隣の住民は避難した。

出火原因は現時点で不明だが、パリ消防局によると、出火元は屋根裏だった。大聖堂は改修工事のため、建物や尖塔(せんとう)の周りに足場が築かれていた。

現場から運び出されて焼失を免れた貴重な芸術品などは、ルーブル美術館で保管される。十字架にかけられたイエス・キリストが着けていたものとされる「いばらの冠」も無事だった。

パリ検察は出火原因などについて捜査を続けているが、レミー・ハイツ検察官は16日、事件性はなかったとの見方を示し、「事故だったと思われる」と説明した。

パリ市内では16日夜、大勢の市民らが集まって祈りをささげ、讃美歌を斉唱した。

マクロン大統領は16日夜のテレビ演説で、「ノートルダム大聖堂を再建して一層美しくする。5年以内に完成させたい」と力説した。

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