赤十字、ベネズエラへ支援物資搬送へ 4月中旬までに

国際赤十字・赤新月社連盟のロッカ会長がベネズエラの首都カラカスで会見/FEDERICO PARRA/AFP/AFP/Getty Images

国際赤十字・赤新月社連盟のロッカ会長がベネズエラの首都カラカスで会見/FEDERICO PARRA/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) 政情不安や深刻な物資不足が続く南米ベネズエラ情勢で国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は29日、今後1カ月内に同国へ妨害など受けることなく人道支援物資を運び入れると発表した。

CNNの取材に応じた消息筋によると、IFRCはマドゥロ大統領や現政権打倒を目指し暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長とそれぞれ個人的な接触を進めた後、物資搬送の許可を得た。

人道危機も指摘される同国への外国援助問題ではマドゥロ大統領が米国の陰謀などを理由に受け入れを拒否し、搬入を試みるグアイド氏と対立。米欧などはグアイド氏の暫定大統領就任を支持し、中ロなどは反米左派路線のマドゥロ氏の後ろ盾となっている。

同国の首都カラカスで記者会見したロッカIFRC会長は、人道支援開始のため合法的かつ技術的な条件を1カ月内に整えると指摘。物資輸送に時間がかかる理由についてはベネズエラの政府機関、人道団体や政治組織らと多種多様な接触があったとした。

目標は今後20日内の住民65万人への人道支援の開始とし、搬送はあくまでも技術的な作業であり政治的なものではないと強調した。

援助は公平さと中立性に関するIFRCの基準を満たす限り、さまざまな国などから受け入れるともした。

グアイド氏はIFRCの今回の発表直後、ベネズエラ国民が結集したことによる勝利と歓迎した。

政情混乱や経済失政を受けベネズエラは高率インフレ、犯罪多発、深刻な食料や薬品不足に襲われ、国外に脱出する国民も多い。最近は大規模な停電も発生していた。

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