逆転無罪のキリスト教女性、拘置所から他所に移送 パキスタン

冒とく罪で死刑判決の女性が無罪に、パキスタン

イスラマバード(CNN) パキスタンでイスラム教への冒とく罪により死刑を言い渡され逆転無罪となったキリスト教徒のアーシア・ビビさんが、拘置所から国内の別の場所に移送されたことが分かった。パキスタンの情報機関筋が8日、CNNに明らかにした。

ビビさんは有罪判決を受けた後、8年間にわたり死刑囚として勾留されていた。無罪となった後も、身の安全をめぐる懸念から同じ拘置所にとどまることを余儀なくされていた。

判決に抗議する人々の間では、ビビさんの出国を制限するよう求める声が出ているが、法律的には自由に国を離れることができる。

ビビさんが先月に逆転無罪となったことを受け、イスラム主義運動のTLPは一時、暴力的な抗議行動を展開した。ただ、TLPが政府との間で最高裁への再審請求に反対しないとの合意を取り付けたため、抗議は収まっている。

パキスタン政府はまた、ビビさんの出国禁止を求めるTLPの要求に反対しないと誓約。抗議行動に関連して拘束された全ての人を釈放することにも同意した。

ビビさんの弁護士はパキスタンを出国してオランダに逃れている。5日にはハーグで記者団に対し、国連や欧州連合(EU)の意向で「意に反して」出国を強いられたと主張した。

ビビさんはパキスタン中部パンジャブ州出身の5児の母親で、イスラム教を冒とくしたとして2010年に絞首刑を言い渡された。裁判では前年にイスラム教徒と口論になった際、預言者ムハンマドの名を汚した罪に問われていた。

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